南イタリアの小さな街歩きにピッタリ!個性きらめく芸術的な街々はプーリアの宝石☆
芸術の革命ルネッサンス期につづいて花開いたバロック期に、地中海貿易で繁栄をきわめたレッチェやガッリーポリといったサレント地方を代表する街たち。莫大な財を投じて建てられたその芸術的なバロック建築のならぶ街並みは、まるで何百年も時が止まったままのような迫力で迫ってきます。現在も日々の暮らしの舞台となっている美しい街を歩けば、きっとたくさんの驚きと発見が待っていることでしょう♪
そのほかにも、ロコロトンドやチステルニーノなど”イタリアの最も美しい村百選(i Borghi Piu’ Belli d’Italia)”に選ばれている村が4つもあつまるサレント地方(プーリア州全体に9つ)には、名も知れぬ可愛らしい村々がたくさんあります。白亜の街オストゥーニもその美しさが大変人気です。ギリシャのエーゲ海の島々に見られるような、白壁の家々が青い空と海に映えるこれらの美しい街並みは、イタリア国内でもサレント地方ならではの風景。
ひなびた趣きあふれるサレントの村々は観光地化されておらず、昔ながらのスローライフを送る村人たちの暮らしぶりを身近に垣間見ることができます☆ そんな時がゆっくり流れる村々をのんびりと巡る街歩きは、プーリア州を訪れる方どなたもが手軽に楽しめて、大きな魅力の一つとなっています。
さらに、ブリンディシやオートラントといったサレント半島の港町たちも見逃せません。これらの港町は、かつて”西欧世界から東方への玄関口”として長いこと大きな役割を担っていました。まさにサレント地方が、地中海世界における”東西のかけ橋”としてヨーロッパの中心だった時代があったのです。今でこそ小さな港町オートラントですが、かつて千年以上続いた栄華の名残りを現代に色濃く伝えており、プーリア州観光でゼッタイにオススメしたい街のひとつです。
イタリアだけでなく地中海世界のさまざまな文化が融合したサレント半島。エキゾチックな香り漂うユニークな街たちは、いずれも旧市街に見どころがコンパクトにまとまっているため街歩きにピッタリ♪ご自分だけのお気に入りの街を探してみてください!