Q. プーリア州を旅行するのにオススメのシーズンはいつ?
A. プーリア州にも日本と同じく四季があり、いずれの季節もそれぞれの魅力があります。
そのため一年中どのシーズンも、多くの観光客がプーリア州を訪れていますが、プーリア州を 旅する目的によってそれぞれに最適の時期があります。
春(3月中旬〜5月)
プーリア州の牧歌的な田園や美しい自然を満喫するならば、春が一番よい季節といえるでしょう。トレッキングやサイクリング、乗馬ツアーなどのアウトドアのアクティビティーを楽しむのに絶好のシーズンです☆
また、風景のスケッチやデッサン、風景写真の撮影にも最適です!
3月に入るといっきにポカポカと暖かくなり、快晴の春めいた陽気となるプーリア。プーリア特産のアーモンドの樹々にかわいらしい薄ピンク色の花が満開となり、ホトトギスのさえずりが聞こえてくると、本格的な春の到来です。
色とりどりの花たちがあふれんばかりに咲き乱れるプーリアの大地、生命の息吹を五感で感じれば、心躍らさずにはいられないでしょう♪ ディスカバー・サレントのオプショナルツアー&アクティビティに参加されてみてはいかがでしょうか♪
夏(6〜9月)
プーリア州とくに南部のサレント地方は、長い夏のあいだじゅうヨーロッパ有数のビーチリゾート、汚れしらずの海の楽園となります。シュノーケリングやヨット、釣りなどマリンレジャーが趣味の方、あるいはただただ美しい海をこよなく愛する方にとっても、最高のシーズンそして最高のロケーションです☆
また夏のプーリア州は、毎夜かならずどこかの街でフェスティバルが開かれ、夏祭りシーズン真っ盛りとなります。
世界中で人気のルミナリエ発祥の地=サレント地方の小さな街スコッラーノ(Scorrano)で毎年7月上旬に開かれるルミナリエや、8月のほぼ一ヶ月間にわたりサレント地方の村々で毎晩開かれるフォルクローレ音楽ピッツィカのコンサートツアーなど、魅惑のお祭りがいっぱい!夏のプーリア旅行に欠かせない絶好のアトラクションです。
秋(10〜11月)
そろそろ家庭の暖炉に火が入りはじめる秋は、イタリア一の農業王国プーリア州にとって豊穣の季節です。野菜や穀類のほか、アーモンドやクルミ、栗などのナッツにキノコ類も美味しぃー♪
10月末から11月にかけて行なわれる貴重なオリーブ収穫体験など、イタリア式農業を体験できるファームステイ、あるいはそれらプーリア自慢の旬の食材をふんだんに用いた郷土料理を味わうにも最高の季節。もちろん忘れてはならないのがプーリア州特産のワイン☆ 11月は新酒novello解禁のシーズンでもあります。
オリーブ摘み体験や、プーリア郷土料理レッスンなど、ディスカバー・サレントのアクティビティに参加されてみてはいかがでしょうか♪
冬(12〜3月上旬)
冬のプーリア州は、田園で南イタリア流スローライフ体験を満喫するのにぴったりの季節です。薪がくべられ、ポカポカと遠赤外線の温かさがなんともいえず心地よい暖炉は、プーリアの各家庭で調理にも重宝されます。暖炉においた土鍋で、“ciciri e tria” や “fave e cicureddhe” など“プーリア版おふくろの味”がじっくりコトコトとやさしく炊かれるのです。
プーリアの一般家庭でのホームステイや、郷土料理レッスンなど、ディスカバー・サレントのアクティビティに参加されてみてはいかがでしょうか♪
また、12〜1月にかけては、クリスマスのイルミネーションで華やかに飾られたプーリア州各地の街々を楽しめます。年末年始にかけては、ノーヴォリ(Novoli)の鬼火焚き祭りなど人気の伝統行事も各地で開かれます。ご興味のある方は、イベントカレンダーをぜひご覧ください。
Q. プーリア州滞在を満喫するには何日くらい必要?
A. プーリア州は南北400km以上と細長く移動距離が長くなるため、観光名所だけでもすべて 巡るにはかなりの時間がかかります。滞在日数のあまり多くない方は、カステル・デ ル・モンテやアルベロベッロなど世界遺産がある州北〜中部と、レッチェ、ガッリーポリ などの人気観光都市が集まる州南部サレント地方の2エリアに、大まかに分けて考えた方 がいいかもしれません。
プーリア州南部のサレント地方にはとっても魅力的な、名もないような小さな街や村が数多くありますが、もしレッチェ、オートラント、ガッリーポリ、オストゥーニの4大人気観光都市だけを駆け足で巡るとしても、少なくとも現地滞在2泊3日は必要でしょう。 大急ぎでチラッと観てまわるだけではもったいない!というのが正直なところですが、たとえばイタリアの他エリアを訪れる自由旅行の中に、サレント地方も数日間の日程で組み入れてみるというのはアリかもしれませんね。
とにかくあくせくと旅するのはよくありません。もう少し日程にゆとりのある方は、せっかくスローライフの本場サレント地方ですから、ゆっくりと過ごされてみてはいかがでしょうか?ヨーロッパ有数のバカンス地、そしてオリーブオイルとワインの名産地としても知られるサレント半島をちゃんと満喫したいなら、最低でも5泊6日の滞在が必要です。 サレント地方にはステキな農場やワイナリーもいっぱい♪古き良きイタリアの伝統が息づく街や村でローカルマーケットなどに通うもよし、美しい大自然のなかでツアーやアクティビティに参加するもよし。 到着日と帰国日をあわせて8泊9日の旅がスタンダードといえるでしょう。
さらにもう少し日程にゆとりのある方は、ぜひ10日間以上のロングステイをオススメします。ぜひ訪れてほしいサレント地方の個性的な街や村はたくさん、アクティビティも豊富でけっして飽きることがありません。
物価の安いサレント地方では、7・8月のハイシーズン以外ならばホテル代もかなりお得♪ さまざまな記念旅行またご自身へのご褒美として、南イタリアで優雅にロングバケーションを満喫されてみてはいかがでしょうか?
ご滞在日数ごとにまとめたおすすめご滞在プランも、ぜひご参考になさってみてくださいね。
Q. 南イタリアってなんだかあぶなそう…治安はだいじょうぶ?
A. 日本では「南イタリア」という一括りのイメージで語られてしまいがちですが、同じ南イタリアといってもナポリやシチリアと、レッチェはじめサレント地方とでは気質も治安状況もまったく異なります。
ひとことで言うならばサレント地方は、ローマやミラノなどイタリア全国のどの都市と比較してもかなり治安がよく安全ですので、ご心配いりません!少なくとも観光客が、身に危険の及ぶような犯罪に巻き込まれるようなことは皆無といっていいでしょう。
プーリアでは夏になると毎夜、老若男女を問わず多くの市民が家族や友人と街にくりだし、夜遅くまで散策を楽しみます。ですからライトアップがキレイなレッチェの夜歩きなども安全に楽しめますよ♪
とはいうもの、そこはやはり海外ですから日本とは事情が全く異なるのも事実です。もっとも注意するべきはスリ。これまで私たちがご案内してきた日本人旅行者の方々のなかには、幸い一人もスリの被害に遭われた方はいませんが、人混みなどではあまり高額の現金を持たないなど最低限の対策が必要です。
スーツケースを持ってご移動中は、どんなに短時間でもけっして目の届かないところに置いたりしてはいけませんね。万が一の備えに海外旅行保険にも必ず加入しておきたいところ。
お子さん連れのご家族、あるいは女性おひとりでも、毎年たくさんの方が日本からプーリア州を訪れていらっしゃいます。
Q. 一般的なお店の営業時間は?定休日は?
A. ほとんどの商店が(お土産屋さんやファッション店、スーパーなど。レストランやバール は別)、ランチ休憩のため昼下がりの3〜4時間ほどお店をとじます。
午前は8〜13時、午後は16時半〜20時というのが一般的な営業時間といえるでしょう。
定休日は各お店によりそれぞれですが、ほぼすべての商店が日曜日は終日お休みです(レストランやカフェバーは例外で、もちろん土日もやっています)。
ただし、大型ショッピングモールやデパート、また人気観光地の商店などは、ランチ休憩がなく一日中通しで営業している場合も多いです。また土日も営業しているお店がほとんどです。
Q. プーリア州で英語は通じる?
A. ごく一部のホテルやレストランを除いて、残念ながらプーリア州ではほとんど英語が通じな いと思っていた方がいいでしょう。言うまでもなく駅員さんや警察官は、英語をまったく話 しませんから、道を尋ねるにもだいぶ苦労するかもしれません…
どちらかというと世代が若くなるにつれ、英語をカタコトでも話せる割合が若干増えます。
海外からの観光客が多く訪れる人気観光地ですと、もう少しだけ英語が通じやすくなるかもしれませんが、あまり期待はできません。地元プーリアっ子たちとの心温まるふれあいを楽しむならば、ディスカバー・サレントのガイド兼通訳サービスをご利用なさってみるのも一つの手ですよ♪
プーリア州で一ヶ所だけ例外があるとすればアルベロベッロです。さすが日本でも大人気の世界遺産の街ですから、日本語が通じるとまではいきませんが、お土産店の看板に日本語が表示されていたり、売り子さんが「チョット、見ルダケ」なんて声を掛けてきたりすることも(笑)
Q. サレント地方ではどんな交通手段が利用できる?
A. 残念ながらサレント半島内の公共交通事情はかなり悪く、ストレスがたまり時間を無駄に してしまうだけですから、鉄道やバスの利用はまったくオススメできません…
ローマやミラノをはじめイタリア全国の主要都市とサレント地方は、便利な鉄道網で結ばれています。レッチェ駅は、イタリア国鉄(Ferrovie dello Stato)の特急の終着駅。しかし、そこから先はクルマでないと、サレント地方内での移動はかなり不自由なものとなるでしょう。
サレント半島内にFerrovie Sudestというローカル鉄道もあることはありますが(www.fseonline.it/DownloadTimetables.aspx)、駅数も運行本数も少なく、乗り換えの接続も不便なため、観光客にはまったく不向きです。 もしこれをご利用になる場合は、よほどの覚悟が必要かと…
夏のあいだはバカンス客のために、レッチェ市内と海岸沿いの各ビーチリゾートを結ぶバスが走っていますが(www.provincia.le.it/web/provincialecce/trasporti)、ギュウギュウ詰めの超満員…さらには、運行ダイヤがまったく守られず、なんと数時間もバス停で待たされるなどという悪夢も…
サレント地方の空の玄関口=ブリンディシ空港などで、手軽にレンタカーを借りることもできます。ただし、イタリアでは総じて一般ドライバーの運転が荒く、日本とは交通ルールやマナーもずいぶんと異なる部分があるので、細心の注意が必要です。 ある程度ヨーロッパでの運転経験がある方や、よほど慎重かつ順応力の高い方でないと、危ないかもしれません。旅先で運転するというチャレンジも含めて旅の経験になるかもしれませんが…! 道路案内も日本ほど充実していませんし、町中を走行中は一方通行が多いので、かならずカーナビが必要となります。 ディスカバー・サレントでは、専用車での送迎サービスを格安料金でご提供しています。安心で便利な送迎サービスをご利用されるのが、けっきょく最もかしこい選択になると思います♪LINK